検査と治療

当院の治療方針

  • 透析導入が1日でも遠くなることを目指す保存期治療
  • QOL(クオリティ・オブ・ライフ)に配慮したバスキュラーアクセス治療と腎代替療法

当院では、腎臓内科専門医が、腎臓病の診断・検査・治療を行っており、腎炎や保存期腎不全の治療、バスキュラーアクセス治療、腎代替療法などを提供しています。腎炎の治療、透析導入前の保存期腎不全治療の専門外来では、透析が必要になるまでの期間を少しでも長くすることを目的として、慢性腎臓病(CKD)のステージに合わせた最新の治療を提供しています。腎性貧血への積極的介入や食事管理と薬物療法による降圧治療なども含めた治療です。また、バスキュラーアクセス治療と腎代替療法に関しても、シャント(バスキュラーアクセス)手術を院内で対応し、在宅腹膜透析にも対応するなど、QOL(クオリティ・オブ・ライフ)に配慮した治療を行っています。

検査内容

基本検査

現在の腎臓機能の状態を確かめる検査です。
5項目の検査を約30分で行います。時間に余裕がない方でも、気軽に腎臓の状態を確かめることができます。

腎エコー検査

超音波を身体の中に向けて発振して、戻ってきた反射波を画像にして診断します。腎臓の形や大きさ、腫瘍や結石といった合併症の有無を確認できます。痛みや不快感がなく、被ばくの心配もない安全な検査です。

ABI(脈波)検査

手と足の血圧を測って比較することで、脈波の伝わり方がわかります。これによって動脈硬化の進行度を数値化する検査です。早期の血管障害を発見するためにも有効です。また、動脈の内側にコレステロールなどの脂質が沈着して粥状硬化を起こすアテローム動脈硬化、血管の狭窄・閉塞の診断にも役立ちます。

透析が必要になった際の治療

腎代替療法(透析)を適切な時期に導入することは、その後の健康を大きく左右します。当院では、症状や状態に合わせた正確な診断により最善のタイミングで導入できるようにしています。

外来シャント作製

透析治療で重要になるシャント作製に関しては、手術経験豊富な院長がすべての症例を担当しています。また、シャントに不具合がある方のご相談から緊急手術などの対応も可能です。
外来シャント作製手術は、約1時間程度ですから多くの場合は、入院の必要なく、日帰りで受けられることがほとんどです。抗血小板薬・抗凝固薬を飲まれている患者様の一部に止血がしにくい方がいらっしゃいます。そういう患者様は場合により、手術後に経過観察のために入院を要することがあります。その場合は迅速かつ適切に連携病院にご紹介いたします。

外来透析導入可能

透析を導入するために入院する必要のない、外来透析を導入しています。シャントの日帰り手術も可能ですし、連携している緊急入院先などの対応も行っています。

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